残暑
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
暑い夏がまたやってきましたね。
ムワッとした熱風が身体を纏わり付き、じんわりと汗が滲み
ジリジリ耳を刺激する、蝉の音が夏を感じさせる。
カランと音を立てて水滴を滴ったコップ、冷え切った飲む物を飲み干す
規律的に回り続ける扇風機に、声を当てて楽しむのも夏の醍醐味ですね。
夏ぽいことを沢山書いてみました。
夏ですね。夏になってきたんですね。
夏はどちらかというと、好きだったりします。
暑いです、でも、冬よりは遥かに好きです。
あの寒さがずっと続く冬は意味がわからない、信じられない、有り得ない。と思ってしまうほど嫌いです。
夏になると思い出すんです。
友達のことを思いまして、また後悔するんです。
直接的なきっかけではないとしても、あの時こうしたらってたらればを並べて考えるのです。
友達は自分で自分の人生を終わらせました。
いつもと変わらなかったのに、その日だけは違ったね。
今でもひょっこりまた、いつもみたいに連絡くると思ったたりしちゃうんだけど。もう二度と来なかったね。
わたしたちは、苦しいと訴え、もがいて精一杯生きてた君に生きてて欲しいとわがままを言い続けたけど、それも君にとっては苦しかったのだろうか。
天使には生きづらい世界だって誰かが言っていたけれど、その表現はとても共感した。
その日は突然きて実感もなく現実を突きつけてきた。
自殺は他者の心も殺すってそれは本当だと思う。
他者の心も永遠に苦しめて縛りつけると思う。
そんな苦しみをわたしたちに贈った君は自殺という選択肢を取ってしまったけれど、君の心は少し解放されて楽になったかい?
それならわたしは言い方は良くはないけれど、君が苦しみから解放されてよかったよ。
だからゆっくり休んで欲しいと思う。
また来年君のことを思い出すよ。
おやすみなさい。